人に届くサービス

ぼくらが使ってるものはみんなあまり使ってない

実際ぼくもWebの仕事はじめる前からインターネット好きでたくさん時間を費やしていたけど、RSSなんて使ってなかったし、ソーシャルブックマークも使ってなかった。いつもチェックするサイトはブラウザのブックマークに登録してそこから巡回してたし。
それが変わったのは仕事始めて、職場と家と2台のパソコンを使うようになってからだ。仕事中に気になったサイトを家でも見れるようにURLを自分宛にメールで送ってたけど、RSSソーシャルブックマークを知ってからそんな手間はなくなった。ますますWebってスゲェって思った瞬間だったんだよ。でも普通の人はそんなにインターネットどっぷりじゃないから、そこで情報管理なんてしないもんね。

使われないわけ

だってさ、RSSソーシャルブックマークもテキストばっかじゃん。ECって結構普及してると思うけど、そこには商品の画像があって「こんな使い方するよ〜」って説明をグラフィカルにしてくれるし、You Tubeにいたっては動画だもんね。
ライトユーザーは自分の時間使ってまでパソコンの字なんて読みたくないし、そもそも仕事に関するトレンドなら新聞とかの方が有意義。って思ってるんじゃないかな。パソコンで字を読むのって疲れるしね。
プロモーションサイトとか、企業サイトとか、いわゆる「一般のサイト」はFlashとかバリバリ使って(それが一概に良いとはいえないけど)グラフィックを使って分かりやすく!!ってのが伝わってくるけど、Webサービスからはイマイチ感じ取れないかも。

今までならともかく、これからは「技術者が作るサービス」はますますエンドユーザーから遠く離れたものになるかもしれない。

これにはものすごく共感できて、もっとたくさんの人たちに使ってもらうには、「使い勝手」とか「とっつきやすさ」が必要で、その対処法としてグラフィック要素をもっと取り入れるべきだし(もちろんそれだけじゃダメだけど)、それができないのならそれはHTMLの限界ってことになるのかなぁ。
だとしたらクリエイターとしてはそれにとって代わるインターフェイス(今ならAIRとか?)についてもっと考える必要があると思うんだ。
「よくわかんないけどスゲェ!!」って普通の人たちに思ってもらえるものを作らなくてはいけないんだ。