関西へ行って来た

正月気分も醒めきれぬ成人の日の3連休、年末年始に所用にて東京でへばりついていたわれわれは関西へ行ってきました。「行って来た」と書いてしまいましたが、大学生からのおよそ10年間を神戸で過ごし、相方の実家も神戸にあるため、どちらかというと「帰省」な意味合いの方が強いです。
インドアライフを堪能するわれわれに似合わず、今回は仕事を早々に切り上げて金曜の夜の新幹線に飛び乗りました。会社でも「金曜の夜にスキーに出かけて日曜の夕方まで遊んじゃった☆」みたいな方のお話をうかがうと、「どこにそんな体力と気力があるんだろう」と羨むばかりでしたが、いざ実践してみると

  • 金曜の夜にそのまま出かける
  • ということは、金曜の出勤に荷物を持っていく
  • ということは、木曜の夜までに荷造りしなければいけない
  • 週の中ごろには金曜の予定(何時の新幹線に乗るとか、間に合うように退社できるよう仕事の段取りとか)

などなどウィークディから休暇のことがアタマにあるので、いい意味でオンとオフの混ざった計画性のある毎日が送れたりしてました。休暇計画のための仕事なのか仕事のための休暇計画なのかよく分かりませんが、結果仕事の効率もあがり、ワークライフバランスってこんなんなのかなぁ、と31にもなって思ったりしました。

そんなこんなで金曜の夜に新大阪駅に降り立ったのですが、あまりの寒さにびっくりしてしまいました。事前に天気予報をチェックして関西の方が寒いのは分かっていたつもりなのですが、今年の東京のあたたかさは異常ですね。久しぶりに芯まで冷える空気を体験したような気がしました。
今回のメインイベントは、京都は三条から四条の寺社仏閣と骨董品めぐりでした。四条大橋から祇園、八坂神社、円山公園知恩院から三条の大和大路通りのあたりを一日かけて散策しました。

四条大橋
祇園の「山ふく」で食事
陽気なおばちゃんがつくるおばんざいをいただく。
八坂神社の狛犬
知恩院国宝の三門
本堂の御影堂。三門と同じシンプルな色使いが渋い。
奥の方丈庭園。とても静かな空間
庭園上ったとこからの京都
正直、大和大路通りの骨董店は「古美術」な取り扱いでわれわれのような小市民にはちと早すぎたようです。もっと京道具屋を扱うお店を狙っていたのですが。。でも「いいもの」を間近でみることはとてもいいインプットになりますね。それなりに空気を感じてきました。
もうちょっと時間があれば南禅寺平安神宮などにも行きたかったのですが、京都は一日にしてならず。またに機会に持ち越すことにしました。今度は秋がキレイですかね。でも本当は寒いのを我慢して雪の京都も体験したいのですが。

そんなこんなで今年の初遠出はあっという間に終わってしまいました。正月ボケが1週間延長しそうな予感ですが、今年は計画を立てて金曜の夜から前のめりで出かける意気込みでいろんな土地のいろんな空気を吸収して良いアウトプットができるようにしたいと思います。